146話 東大数学への道21

ep-math

東大の数学で合格点をとるまでの軌跡。

前回→『東大数学への道20

初回→『東大数学への道1

今週(8/7〜8/13)の学習量

合計は35時間14分であった。

1日平均は5時間2分だ。

今までの学習量推移も可視化しておこう。

今週は先週より更に頑張れた。

今週はいつもと違い「どうしたら自分が頑張れるか」を少し深掘りをしてみたい。

どうしたら自分が頑張れるのか

先週に引き続き、YouTuberのQuizKnockが企画した「QuizKnockと学ぼう」で勉強LIVEをうまく活用できている。

朝決まった時間に起き、25分×2を1セットとしてやれている。

頑張っている受験生含む学生、社会人の方々を見て本当に良い影響を貰えている。

勝手に一体となって頑張っている感覚がある。


他者の努力や目標の達成などの報告を共有していて、とあることに気付いた。

それは、自分が頑張っている時に見ると更に勇気がもらえ、自分が頑張っていない時に見ると自分が愚か者に感じて落ち込むことだ。

つまり、自分にとって頑張る人を見ることは、プラスもマイナスも両方の感情を大きくしてくれる役割がある。

そこで、自分がどうしたらうまく活用できるか、すなわち、ともに頑張り続ける環境を作れるのかが重要だと考えた。

今週勉強時間が増えた自分が意識していたことは次の3つだ。

  • みんなより少し先に勉強を始める
  • 時間ベースの目標にした時は時間数を宣言し、逐一達成報告をする
  • 「やる気を頂いている」と口(文字)にする

周りより少し先に勉強を始め、まず自分が少しでも頑張っている状況を作る。

苦しい時もあったが、これだけは守った。

すると後からどんどん頑張る人がいて、それに押されるように継続して頑張れる。


また、基本的にはタスクベースで目標を設定しているが、時間ベースの目標を設定した日は必ず勝手に対戦相手を設定していた。

自分は8/13(金)に10時間勉強に成功したが、その時は前日に「明日10時間やります」と宣言した。

そして、当日は1時間毎に努力報告をした。

一見構ってちゃんにも見えるやり方で、自分的には敬遠していたやり方でもあった。

しかし、(ネットでの関係だ、嫌だったらブロックしてくれる)と割り切ってやってみると、とても良かった。

これからも時間ベースの目標を設定した時はこの通りにやってみようと思う。


最後に、「いつもやる気頂いています」と相手に伝えることだ。

個人的には、目の前の実在する相手とネット上の相手ではどちらがやる気をもらえるかというと前者のように思う。

実際に頑張ってる姿が見られることが要因かもしれない。

そこで、文字にして感謝を顕在化してみた。

普段からやる気を頂いている人にも、敢えて文字にして相手に伝えることで目に見える形になる。

自分はそうすることで一層現実味を帯び、うまく活用出来ているように感じた。

ネットに依存しすぎないように、相手を固定せずに少数の方に言っている。

それでも自分にやる気をくれる方は固定化されてくるが、それはそういうものだろう。

勉強するためにネットを活用している者同士だと、そのあたりの距離感が心地良くてありがたい。

思っている感謝は口に出す。

これからも一緒に頑張ってくださる方を大事にしていこう。

過程確認

さて、ここから本題。

今週は圧倒的に青チャートを進めていた。

それでもかなり進捗は悪いのだが、そもそも25分だと3問が妥当だ。

自分は既にある程度数学の知識はあるため、簡単な問題は解いていない。

  • 難しい問題に絞って取り組み、
  • ミスがあればどこを間違えたか吟味し、
  • 次は解けるように初見で見た時に気付くべきポイントはどこだったかをまとめ、
  • 別解から得られるものは何かを学び、
  • 類似問題や類似発想を探す
  • 間違えた問題は別にまとめ、後日復習できるようにする

なんて今のようにしていたらそれくらいが限界なのだ。

効率が良い方法ではないのかもしれないが、自分が積み重ねるべきは問題数ではなく数学の問題に対するアプローチの理解を深めることだ。

それはこれからもブレずに続けていく。

実際、例題と演習の両方で吟味をしているため、EXERCISESの正答率はとても高い。

それがこの勉強法が間違っていない証明と言える。

これからも引き続き以上のような解き方を続け、着実に知識を増やしていこう。


また、単語帳形式の不正解のみ集めた問題集も作成したため、これからはそれも行っていこうと思う。

せっかく覚えたものを長期間放置するのはもったいない。

毎日1時間程度は不正解問題集を取り組むようにしよう。

反省点と改善策

勉強時間

今回は仕事や手続きなどもあった中でよくやれた方だと思う。

夏の期間、これくらいを目安にやれたら相当力がつくだろう。

来週も今週程度の時間を目標に頑張っていこう。

正直反省点もないが、ここで止まらずもう一歩踏み込もう。

今週の良かった点として「10時間勉強企画」を設けて実施、達成したことだ。

これは来週も続けた方が良い。

良かったことは続けていこう。

また、寝る前に単語帳形式で解けなかった問題を見直すことを始めようと思う。

寝る前に数学、起きたら1番に数学。

ここだけ来週は徹底しよう。

勉強内容

今までより一層東大に向けた学習が出来ている。

東大の問題はただ公式使えば解けるようなものではなく、どの知識をどの場面で使うのかがとても要求される。

つまり、一つ一つの基本解法をちゃんとした理解で使えている事が要求される。

過程確認で書いたような勉強法はこういった東大の対策のために色々東大生の勉強法も収集・確認して自分が考えた方法だ。

おそらく2,3日後あたりには「ベクトル」と「数列」が全問題解き終わる。

今後は東大で出題されやすい確率と図形に焦点を当てて学習していく。

そもそも微分積分が自分は得意なため、苦手かつ超重要な図形から学習しておきたい。

確率も得意ではあるが苦手な図形ばかりやるのも苦行であるため、救済措置かつ東大で頻出である確率を学習をしていく。

8/27(金)に2018年度の東大数学(理系)を制限時間をつけて解こうと思う。

自分が必ず得点すべき範囲はそれまでに学習した単元だ。

そこで少しでも解けるために学習していく必要がある。

より一層思考の言語化に力を入れて解いていこう。

来週の目標

さて、来週の目標を決めよう。

来週は

  • (日)位置ベクトル、ベクトルと図形
  • (月)座標空間の図形/【発展】平面の方程式、直線の方程式(半分)
  • (火)【発展】平面の方程式、直線の方程式(半分)/三角形の辺と比、五心(3分の1)
  • (水)三角形の辺と比、五心
  • (木)集合の要素の個数、場合の数
  • (金)チェバの定理、メネラウスの定理/三角形の辺と角

というスケジュールで達成していきたいと思う。

一点気を付けたいのは、「集中学習」という一つの単元をずっとやり続けるのは脳に飽きが来て効率が悪いというのがある。

達成するのは上記とするが、適宜数学Ⅰ・Aや他の範囲をやりながら集中学習にならないようにしたい。

ここにブログ執筆用の過去問を解くなども入ってくるため、暇な時間はかなり少ないだろう。

ブログ執筆も勉強もどちらも両立してみせるぞ。

これからも成長を感じながら楽しんでやっていこう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました