15話 名言からもらえる力 〜ちはやふる〜

ep-fun

自分は偉人や有名人、キャラクターの数々の名言に大きな影響を受けてきた。

見るととても元気ややる気をもらえる。

自分の場合は名言に出会うと(真似したい!ああなりたい!)と思う。

正直、凄過ぎて真似ができないものが多い。

偉人や有名人は功績や能力が桁違いだし、キャラクターはそもそもシュチュエーションが違いすぎる。

それでも影響を受けるから名言は凄い。

自分が特に好きな名言が漫画『ちはやふる』の原田先生の

「”青春ぜんぶ懸けたって強くなれない?”

まつげくん

懸けてから言いなさい」

という言葉だ。

あらすじ。

話は小学校時代から始まる。

まつげくんこと真島 太一(まじま たいち)は、学業優秀、スポーツ万能の少年だった。

そんなある日、競技かるたの全国大会優勝者である綿谷 新(わたや あらた)が転校してくる。

主人公の綾瀬 千早(あやせ ちはや)は新のかるたをやる姿に強い影響を受け、かるたを始める。

千早に想いを寄せる太一にはそれが面白くなかった。

太一を筆頭として、集団で新に対するいじめが始まる。

そんな中行われた校内の百人一首大会で、千早以外の全員が新の真価を目の当たりにする。

その凄まじさはその場にいる者を圧倒し、黙らせた。

迎える決勝。対戦は新と太一。

普通にやったら大敗すると考えた太一は、新の眼鏡を奪うことで勝負を優勢に進める。

そこに千早が割って入り、千早対太一の勝負が始まる。

その勝負をきっかけに、太一は新を認め、今までのことを謝り、千早に巻き込まれる形で3人チームを組む。

チームを組んだ3人はかるた会を訪ねた。

その時彼らの先生になったのがこの名言の発言者、原田先生だ。

チーム戦後、新の引っ越しを機に3人は別々の道を歩き出す。

千早と太一は、チーム戦などを通じて新に大きな影響を受けた。

千早は憧れを抱き、いない新の背中を追いかけた。

太一は力量差を感じ、天才の新と凡人の自分を冷静に分析して追いかけるのをやめた。

高校で千早と再会した太一は、今もかるたに真剣に向き合い、懸命に努力し続けている姿を見る。

プロレベルと言われるA級の昇級試験を受ける千早。

太一は内心(千早にはなれない)と思いながら応援する。

色々な対策を練り、決勝戦まで勝ち進む千早。

その姿を見てもなお(自分には届かない。新のようにはなれない。)と太一は思う。

努力では天才に敵わないと痛感しているからだ。

そんな時に原田先生から太一に対してこの言葉だ。

「”青春ぜんぶ懸けたって強くなれない?”

まつげくん

懸けてから言いなさい」

千早は昇級試験で優勝し、太一の目の前で努力が実ることを証明して見せる。

そこからまた太一の競技かるたへの道が始まる。

最初にこの言葉に出会ったのはアニメだった。

鳥肌がたち、そのまま漫画を購入した。

漫画もとても面白い。

恋愛とかるたの魅力と競技かるたというものとを本当に素敵に描かれている。

あらすじも本当に一部で、もっと素敵に細かく描かれている。

是非とりあえず2巻まで読んでもらいたい。

この後の話も本当に素敵だ。名場面がいくつもある。

自分は太一が本当に好きで、太一に受けた影響は大きい。

こんなにも意識するのは、自分に似ているとも感じたからだろうか。

恋愛部分は別として、才能との向き合い方は太一ととても似ているように思う。

むしろ、太一を知ったことで自分が寄っているのかもしれない。

自分の立ち位置を理解しながらも、それでも目線を下げずに努力する姿は自分の理想形なのかもしれない。

泣き言や愚痴はぜんぶ懸けてから言える人でありたい。

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