4話 素敵な休日とは

ep

ピピピピ…

アラームが鳴り、それを止め、起き上がる。

グッと手を上にあげて伸びをし、目を擦りながらパソコンを開く。

現在時刻が6時08分。

あくびをしながらパソコンの認証を突破し、執筆画面を立ち上げる。

昨日の決意から夜が明け、今、朝から執筆をしている。

よかった、やっぱり誰への約束でなくても、ここでの宣言は意味があるんだ。

昨日は夜更かしをしてしまい、遅い時間に起きてしまったことは反省だ。

特に、遅い時間に夜食を食べてしまったことに深く反省しないと。

反省点と改善策を考えよう。

夜眠くなかった一因として、昼寝してしまったことと、18時過ぎてからカフェインを摂取してしまったこと、寝る前に携帯画面を見ていたことがある。

昨日の昼寝は全然する必要性がなかった。

休日こそ書斎で活動をすべきだったな。

電車の中ででも、楽しい問題や調べたいことを事前にに列挙しておいて、休日の際の活動開始の助けとしよう。

活動開始時は難しい問題よりも楽しい問題に取り組む方が心理的ハードルが下がるからだ。

カフェインは(少量だから)と思い摂取してしまったのだった。

やっぱり18時を過ぎたらカフェインはやめて水にしよう。

カフェインは別に仕組み化をしなくても、意志力でなんとかなりそうだから対策はいいか。

最後に、寝る前の携帯。

これは天敵だ。

22時30分に携帯閲覧終了用のアラームがなるようにセットしておこう。

鳴ったら翌日のアラームをセットして、布団に入り、部屋を暗くする。

これはアラームがトリガーとして機能してくれるはずだ。

対策はこんなもんだろうか。

極力意志力は頼らない仕組みを作りたい。

さて、反省点と改善策も考えたことだし、次は実際に次の休みの過ごし方を考えてみよう。

どんな風に過ごせたら有意義だろうか、想像してみよう。

朝いつもの時間に目を覚ます。

眠いながらも、大好きなケルト音楽を流して気分を高める。

コーヒーを飲みながらブログを書き、書き終えたら数学を嗜む。

昼になったらサラダを食べ、食後の休憩にアマゾンプライムを見る。

最近はワンピースの歴代映画が見られるのが嬉しい。

その後の行動初めは得意単元の勉強をして楽しむ。

気分が乗ってきたら挑戦したい単元に取り組む。

夜、料理で気分転換をしつつ、美味しいご飯を食べる。

食後はソファに座ってゆったりと本を読む。

年内にファイナンシャル・プランナーの資格も取りたいからね。

遅くなり過ぎないうちに切り上げ、暗記ものと1日の成果を頭の中で反芻する。

アロマディフューザーでラベンダーの香りを漂わせながら夢の中へ。

どうだろう、自分なりにはとても素敵な気がする。

これは自分にとって有意義そうだ。

話は少し逸れるが、たまに「家で数学をやっている」と知り合いに言うと

「意識高い」、「真面目」、「仕事熱心」と言われる。

自分としては(そうではない)と思ってしまう。

面白いからやってるだけだ。

みんなそれぞれ面白いと思うことをやればいいと思う。

とはいえ、実際のところは、「数学が趣味」と聞いたら返す言葉も難しいから「真面目」等と返すのだろう。

「数学は真面目な人がやるもの」っていうのも違和感だが、まぁ気にしない。

そもそも、自分自身他の返し方を考えておけば良いのだろう。

話を戻そう。

次の休日の過ごし方を書いたおかげで、イメージが掴めた気がする。

想像することや気持ちを綴るのって大事だな。

次の休日が素敵な休日になりますように。

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