2021年度一橋大学の過去問を解いたので解答・解説をしていく。
今回は前期日程の問題を解いた。
それでは、早速見ていこう。
問題
以下のURLは大学の公式HPから入試問題へのリンク。
問題はそちらから確認して欲しい。
URLからのリンクが怖い方は『一橋大学 過去問』で検索してみて欲しい。
目安時間:18分
2021年度 一橋大学 前期日程 数学
[ https://juken.hit-u.ac.jp/admission/info/files/R3_suugaku_zenki_mondai.pdf ]
※上記URL:国立大学法人一橋大学HPホーム > 学部入試情報 >入学試験の「問題」及び「出題の意図等」 > 令和3年度入試 > 数学(前期日程) > 試験問題
※過去3年分が公式HP(下記URL)から閲覧できます。(2021年9月5日時点)
※掲載終了している可能性もあります。
参考URL『国立大学法人一橋大学HPホーム>学部入試情報>入学試験の「問題」及び「出題の意図等」』
https://juken.hit-u.ac.jp/admission/info/ito.html
まず、実際に解いてみて欲しい。
頑張って。
解けたでしょうか?
それでは解答解説をしていこう。
解答・解説
概評
一橋大学は偏差値67.5〜72.5の国立大学(2021年9月5日時点 パスナビ調べ)。
大問5は定積分と整数と確率についての問題だ。
難易度はGMARCHレベルの問題。
本問題は複雑な解法の方針決めはなく、与えられた条件からやれることをやったら答えが導けるような問題だ。
大問全体で見ても易しめ。
合格者の正答率は高いのではないだろうか。
方針はそこまでないといってもいいのだが、しっかり確認はしておこう。
それでは解答を見ていこう。
(大問5)定積分、整数、確率
解答
解説
定積分で条件が与えられる確率問題を個人的にはそこまで多く見たことがないため、そこでは意表を突かれた人もいるかもしれない。
とは言っても、よく分からないのでまず定積分を計算してみて条件を書き換えていく発想にはおそらく多くの人がなるだろう。
計算してみると、整数問題へと切り替わることが分かる。
今回は因数分解された整数問題のため、後はその組を具体的に考えていけばよい。
具体的な場合の数が求められたら、最後に確率を考えて結論を得る。
いくつか単元を合わせたような問題ではあるが、複雑に絡み合っている訳でもなく頭の切り替えもしやすいだろう。
様々な単元の基礎理解さえしておけば各単元そんなに難問でもないためミスがないように気を付けよう。
さいごに
毎年各大問にとても工夫が凝らされている一橋大学としてはあまり面白味がないような問題ではあった。
とはいえ、様々な単元が複合していて各単元の基礎力を問う選抜試験という意味では良い問題だ。
定積分ではサイコロの目の1〜6の真ん中とも言える3を使って、積分区間がa±3であるのが面白く感じた。
一橋大学は単元の複合のさせ方や方針の決め方がとても面白い。
今後も解いていきたくなるような問題だった。
解いた方お疲れ様でした。
これからも一緒に頑張っていきましょう。
その他過去問を解く人はこちらから → 『特集 過去問振り返り まとめ』
本ブログの解答解説は大学が公式に発表しているものではなく、あくまでブログ著者が独自に執筆した解答であることをご了承ください。 尚、解答解説の作成・公表にあたり十分に注意をしておりますが、万が一解答に誤りがあった場合にも責任は負いかねます。 コメントいただければ確認、修正致します。 何卒よろしくお願い致します。
コメント