9話 東大数学への道1

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東大の数学で合格点をとる。

その決意や方針については1話2話をみてもらえたら嬉しい。

ところで、これから東大模試合格点までの軌跡を毎週土曜日に書いていこうと思う。

こうした記録を定期的にとっていくことで、自分の進んだ距離と方向が適切か確認することが1番大きな理由だ。

一般的に、他人の行動に対して冷静に分析できるが、自分の行動に対しては物事を冷静に判断できない。

ブログが客観性を帯びていることは今までのたった8話までからも感じている。

一見勉強の邪魔に見えるブログを書くという行為も、長所はある。

しかし、まとまった時間を使ってしまうのも事実なため、極力隙間時間にコツコツと書いていこうと思う。

ブログ執筆で時間を使ってしまうが、受験生が数学以外の教科を勉強してることを考えると対等な気もしている。

自分は数学だけなのだ。

また、このシリーズは目的達成した時に結論をまとめる上でも有効だと思う。

では、本題。

今週(3/20〜3/26)の学習量

合計は10時間33分であった。

1日平均は1時間30分だ。

詳細な反省と改善は後ほど書くとして、簡単に自己評価をすると、仕事をしながらこの時間数は頑張った方だと思っていたが、いざこうして時間で見ると圧倒的に時間が足りていなくて驚いた。

過程確認

この一週間は図形に注力しようと、初めにベクトルを解いていた。

青チャートをざっと見てみたが、基礎知識はあると判断していくつかの大学の過去問を解いた。

まだ7校程度(東北医科薬科大学、千葉工業大学、上智大学、慶應大学、湘南工科大学、星薬科大学、駒澤大学)のベクトル問題しか解いていないが、知識不足で解けない問題はなかった。

慶應大学のベクトル問題で「ベクトルの大きさの最小値を2次関数の最大・最小問題へ転換(平方完成)する」ということができなかったのは非常に悔しかった。

何故か図形的に解こうと固執してしまい、式変形のような代数的処理を視野に入れていなかった。

他の大学は完答できた。

しかし、一次独立や定理を用いる際の仮定の理解が浅い気がした。

自分自身で同値変形が適切に行えているか(必要十分性を保っているか)の判断が十分にできていなかった気がする。

また、YouTubeチャンネル「AKITOの勉強チャンネル」の再生リストより、『受験数学』をコツコツと見進めている。

反省点と改善策

まず、大前提として勉強時間が足りていないと今こうして書いてみて感じた。

東大に向けての勉強は平日最低2時間はとる必要がある。

あくまで最低時間で、そんなんで合格点に入れるとは思っていない。

どんな調子悪くても2時間で、やれるならさらに上を目指すべきだ。

これの対応策としては、「机の前にいる時間を増やすこと」が重要だ。

勉強は始めてしまえば面白いから心配していない。

また、飽きが来た時の対応策として、YouTube学習と青チャートと過去問、更には単元もぐるぐる回しながら解き進めていきたい。

飽きが来そうと思ったらすぐに切り替える。

こうして勉強時間を確保しようと思う。

個人的に青チャートは飽きる。単調作業みたいになってしまうのだ。

そういった飽きには対応していきたい。

また、慶應大学の問題では、常に式とグラフの両輪で考えなければいけないと強く実感した。

自分は図形問題に苦手意識があり、改善しようとするあまり図形ばかりを見てしまっていた。

むしろ式処理が得意なら図形から式処理要素を取り出して、話を式処理に持っていくくらいの気概の方が良かったように思う。

式とグラフ、どちらとも上手く向き合っていくよう心掛けたい。

YouTube学習は今後の自分に必ず必要なため、継続していきたい。

ただし、優先順位と時間配分には十分に気を付ける必要がありそうだ。

最後に、ブログや他の勉強、読書は数学ができない言い訳にしてはいけない。

やりたいことが沢山あるんだ、幸せだ。

優先順位だけはきっちりしていかなければいけない。

今週は全体的に数学に対する時間が少なかったと思う。

数学をするのが習慣化されてきてはいるが、これからはより長時間続ける習慣を意識していく必要がありそうだ。

もっと書斎やカフェにいる時間を長く取ろう。

来週の目標

来週はまず勉強時間を増やすことからだ。

最低1日平均2時間にはなるようする。

青チャートは難度3以上から解き進めていく。

過去問は単元ごとに解いていく。私立大学を終えたら国公立大学を解いていく。

YouTube学習は1日30分程度までにしたい。また調整しながら考えていく。

外に出るのは面倒だが、休日は出勤感覚でカフェに行くのが良いかもしれない。

何ならモーニングをカフェで食べるまでを意識してみようと思う。

来週は移動が多く、十分に勉強時間が取れるか微妙だが、「やり切った!」と思えるような週にしたい。

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